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○何?なんか変なにおいがする。私か!?
○なんか悲しい。どうしようもなく悲しい。
○少しのことで怒りが爆発してしまう。
○忘れていた過去の失敗等がやたらと思い出され、よみがえり、頭の中が当時に戻って無駄に悔やみ悩み始める。
○体重がジワジワ増えている。
○突然始まった激しいホットフラッシュで毎日朝から晩まで絶望を感じるようになる。
○皮膚が粉々してきた。
○多すぎるのが悩みだった髪が、少なくなってきた。
これらは、私がアラフィフと言われる年齢になった頃に起こり始めた、心身の変化です。
症状に気付き、感じ始めた順番に書いてみました。
もしかしたら自分は更年期障害なのかな、と悩んでいて、更年期障害の体験を聞きたい方の参考になればいいなと思います。
更年期の症状は、ジワジワ&突然にやってきた
私の更年期 体の症状
①冷たい!:冷え性でもないのに、家事をしている時や買い物をしている時、なぜかたまに、脚とか体の一部に小さい氷をくっつけられたような冷たい感覚。
「え?」と思って見ても何もない。でも氷が触ってるみたいな不思議な感じが数秒続く。こんなことが2年くらいは続いたと思います。
②におい:女性にとって最悪だなと思うのが加齢臭。でもこれ来ましたね。ショックですが。
若い頃はなんか自然なバニラのような甘い香りがしてませんでしたか?自分。
それがいつの間にか変わっていて、ほとんどにおいを感じない日はいいんですが、感じる時はもわっとした嫌なにおい。
自分に消臭剤かけてラップ巻いてやりたくなります。
③体重:食べる量は変わらないのに、ジワジワと体は重くなっていきました。
④ホットフラッシュ:この苦しさは想像を絶するものです。
⑤皮膚:腕や脚がかっさかさになり、粉が床に落ちるくらいになってしまいました。
⑥髪:髪が多いのが悩みだった私は、抜け毛が多くなったら嬉しくて、「やっといい感じになれる!」と喜んだのもつかの間、ちょうどいい時期はあっという間に過ぎ、なんか今、もう薄毛です。(涙)
私の更年期 心の症状
①悲しい:なんだか悲しくてしょうがない、ということが増えました。
②イライラ、怒り:毎日イライラし、しょっちゅう怒りが爆発して抑えられず、その激しさを自分で全くコントロール出来ません。
初期の最も症状がひどかった頃の私の家族は、もう被害者としか言いようがないです。
自分は壊れた、終わりだ、と絶望していました。
③過去の失敗、悲しい思い出が毎日のようによみがえる:アラフィフの頭の中は10代20代に戻ってしまい、なんであんなこと言ってしまったんだろう、と悔やんだり嘆いたり。
私の更年期障害を代表する症状
更年期の症状は色々ある中で、私の場合は特に、
体に関してはホットフラッシュが強烈に辛く、
心に関しては、忘れていた大昔の出来事を思い出しては打ちひしがれる、という異常事態が2年以上も続いたことで、精神がボロボロ。どう考えても危ない状態でした。
孤独と不安
私はこういったことを誰かに聞くとか相談することもなく、孤独に受け止めていました。
ホットフラッシュや感情のあれこれについて、たまに同じ年齢の友人と話すことがあって
も、たまたま偶然なのか、どの人もほぼこういった症状に悩んでいなくて、軽いか無症状。
だから、すごく孤独で不安でした。
そして、心も体もとんでもない状態なのに、家族との生活は普通におくっていかなければいけない。
見た目に今まで通りの普通の生活を送るために、全てに死に物狂いのような日々でした。
でも家族から見たら、私は全然普通ではなかったし、とんでもない人になっていたと思います。
いえ、間違いなく、手の付けようのない、最悪でとんでもなく凶暴な、嫌な人間になっていました。
症状が一番ひどくて辛かった頃、同じような仲間や経験者がもし身近にいたら、少しは安心して気持ちだけでも軽く穏やかになれたのかな…。
更年期の症状は、種類も程度も個人差がとても大きいようですが、貴女が孤独にならずに少しでも穏やかな更年期を過ごせますように。
「参考」よろしければこちらの記事もどうぞ
・ホットフラッシュが苦しい