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○更年期って努めて明るく過ごすようにすれば、すんなり通り過ぎていけるのかな。
○楽しいことを見つけて夢中になってる時も、突然のホットフラッシュからは逃げられない。
○アラフィフの私、心が変だ。何もないのに不安や絶望が何度も襲ってくる。
○気を紛らわせるためにいくら忙しくしても、紛らわせられない。
○母親にまで「更年期は気の持ちよう」って言われた?親子でも種類や重さには差があるようだ。
「更年期なんて気の持ちようだよ。病気じゃないんだから。」
人にこう言われて、すごく悲しくなったり心細くなったり、絶望したことありますか。
私、あります。
そろそろ更年期を迎えるアラフィフ女性の方は、すでに今までとはどこか違った違和感を、心身共に感じるようになっているかもしれません。
そしてもし更年期が来ても、自分の気の持ちようで、良く聞く不快な症状などはどうにでもなるはずだったのに、なんか違う、しんどいなあと感じていませんか?
更年期って気の持ちようでどうにでもなる?
私は更年期の苦しさにどっぷりはまりましたが、何も知らなかった頃は、誰もが通る自然現象の一つなら、気の持ちようで何とかなるんだろう、と思っていました。
でも…、想像していたような甘いものではなかったです。
更年期に起こる苦しさを甘く見てはいけない!
恐怖を感じるほどのホットフラッシュや不安感に毎日襲われるようになったとき、これは、更年期障害は、決して気の持ちようで何とかなるような簡単なものではないと悟りました。
・急に悲しい空しい絶望感に襲われる。
等は私の代表的なものですが、時と場所を問わずにガンガン来ました。
あまりに激しくて毎日毎日恐怖の連続というくらい。
先輩女性でも知らない人は多い
①「ホットフラッシュ?あ~あれは全部気の持ちようだよ。来ると思うから来る。私なんか気にしない性格だから経験したことないよ。」(60代、更年期障害とは無縁だったというジムの人)
②「更年期障害なんて、一生懸命働いて忙しくしてたら、感じてる暇なんてないよ。私は貴女の年齢では忙しく働いてたから更年期なんて全く気付かずに終わったよ。」(私の伯母)
更年期がもたらす心身への作用には、人によって1億段階くらいの大きな差があるみたいです。
気の持ちようだけではどうにもならないのが更年期のあれこれ
更年期のあれこれは病気ではないといわれても、心に体に大変な症状が出て生活に支障が出まくっているのだから、私は自分ではもう病気と思って諦めています。
「気にしないで忘れて過ごせばいい」ってアドバイスしてくれる人は、この苦しみを本当に全く経験せずに無事に更年期を通過できた人か、ごく軽い症状とか短期間で済んだ人なんでしょう。
未経験の方達にわかってもらうのは難しい、更年期の苦しみの数々。
実際は、予想をはるかに上回る、想像を絶する苦しさでしたが、自分にそれがやってくるまでは、私も本当に楽観的に考えていました。
実際に体験しないと、本当に想像できなかったです。
気の持ちようではどうにもならないのに、理由があって、もがきながらも通院せずに、薬も飲まない私。
ホルモン補充療法とか漢方とかに頼っていたらどうだったのかな。
心も体もずっと楽に生活できたのかな。
結論
「更年期は気の持ちよう」っていうのは、辛い症状がないか、ごくごく軽い症状の人向けの言葉。
重い症状が出て苦しんでる場合には通用しないです。
「参考」よろしければこちらの記事もどうぞ
・ホットフラッシュは辛い!重症でも通院・服薬なしの私の体験