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○辛いときは寝てればいいって言ってくれる人がいても、それが出来ない状況だから辛い。
○からだが辛いだけかと思ってたけど、あらゆる事が辛い。
○色んな責任が襲いかかってくるから、自分を休ませられない。
○複雑な心の負担が更年期の辛さを大きくする。
更年期がこんなに辛いなんて
自分の心身の不調だけでも泣きたいほど不安で戸惑っているところに、子供の進学や就職、老いた親の世話の問題が同時進行になりました。
更年期が辛い 要因① 自分の更年期障害
重度のホットフラッシュや、心の不安、絶望感、抑うつ症状。
それだけでも、これから私はどうなってしまうのか、心細さでいっぱいで、恐怖すら感じる毎日なのに。
これに加えて私は、更年期の辛さにもがいている中、突然の目の病気で片目がほぼ正常に見えなくなってしまってから、恐怖と不安な気持ちが更に大きくなり、心がもうぼろぼろでした。
怖くて眠れない、不安で眠れない日々が続いて。
更年期が辛い 要因② 子供の巣立ちへの不安 寂しさ
(子供のことについて、夫は全てを私に丸投げという核家族環境でのことです。)
私が自分自身の更年期に苦しみ始め、不安で心もざわつき始めたこの頃から、子供の進学や就職の問題も、大きなストレスとなりました。親としての落ち着かない日々も同時に始まることになるのです。
どうにもならない心身の不調を抱えながらも、どうしても考えなければいけない。出かけなければいけない。
子供の将来に関する事は、子供本人が一番不安。そんな子供の気持ちを第一に冷静に考え、おおらかに暖かく穏やかに見守っていく母でありたかったのに。
大事なとき、決断しなければいけないときに、自分自身はもう生きてるだけで精一杯という状態でしたから、何事にもキリキリとヒステリックになっていて、言動全てが最低な母になりました。
思い描き、当然できると思っていた理想の母からはほど遠いそんな毎日で、親子の中はギスギスするようになりました。
当たり前です。私だってこんな母親、絶対嫌!
更年期が辛い 要因③ 老いた親の生活に助けが必要となる
(別居の老いた親の毎日の生活の世話については、遠くに家を持つ長男次男夫婦は全く関知せずの状況。)
車で少しの距離にすんでいる親。車を運転できる父が病気をし、自分たちで自由に動けなくなると、病院だけでなく日々の買い物も困難になりました。徒歩で行ける範囲にはお店がありません。
今日は父の病院、今日は母の病院。そして私の病院。
両親の家の買い物、私の家の買い物。
母の体調が悪いときに、夕飯を作って届けるのを1週間続けたら、それ以降、母は夕飯を一切自分で作ろうとしなくなりました。
毎日父と二人であちこちドライブしながら自由に買い物をしていた母は、まとめ買いを知らない。だから、私が毎日車で買い物に連れて行けないなら食事は作れないと平気で言う。
私の家は夫の帰宅時間の都合で夕飯は22時。でも両親の夕飯は18時。土日祝日ありません。
早い時間に両親用の夕飯を作り始め、届けて家に帰ると洗い物の山。
疲れた、もう動けない…と思っても、夫に夕飯用意しないわけにはいかないからまた台所に立ち洗い物から始める。
こういう生活を必死に続け、2ヶ月ほど経ったところで自分に限界が来て、夕飯は宅配のお弁当にして欲しいって提案したら、「業者のお弁当には愛情がない」と、不愉快な悲しい顔をされる。
年に数回だけ日帰りで遊びに来る長男夫婦、次男夫婦のように、お客様として大歓迎されたいよ。ちょっと顔出しただけで優しい優しいと褒められたいよ。
と、自由もなくこれ以上頑張れないくらい頑張っているつもりのギリギリな私の心は、更に病んでいきました。
自分の心と体が正常で元気な時ならまだ良かったのに、苦しい更年期障害と重なってしまうと悲惨です。
更年期に、初めての困難があれもこれも同時に来る人もいる
更年期で自分だけでも辛い時期に、同じようなストレス、いえ、もっともっとずっと大変な苦労を抱えて必死に頑張ってる女性はどれだけたくさんいるのでしょう。
私も経験して初めてわかりました。自分にとって初めての困難がいくつも同時に来る。
みんな人知れず黙って耐えて乗り越えているんですね。
私なんて甘いと叱られるかもしれません。
でもこれっぽっちの事でも、更年期障害まっただ中の私には本当にいっぱいいっぱいで、心の中で悲鳴をあげていたんです。
そしてこの生活はまもなく私の狂った自律神経を更に悪化させ、どんなに疲れても数日間眠れない不眠症になり、結局、親に届ける夕食は宅配業者にお任せすることとなりました。
更年期の辛さを紛らわせた方法
弱った自分の体のためにも心のためにも、ほんの少しの時間でもジム(スポーツクラブ)は続けていました。行けないときもたくさんありましたが。
更年期障害が始まった段階で通い始めていて、その存在が有り難く、感謝していて、なかなか時間がとれないからといって、やめるということは考えられず。
体力のためというのもあるけど、心を正常に保つため、がしっくりくることも多かったかな。
ああいうたくさん人がいる場で、誰かとちょっと挨拶をするだけでも違うんです。気持ちを明るくもっていけそうな気がします。
私の場合、外で誰ともふれあうことなく、ただ自分の家と親の家の手伝いと、日々に必要な買い物だけの生活をしていたら、この更年期、辛い毎日を乗り越えられたかどうか…。
私にとって、現実逃避して心と体を癒やせる場所がジムだったので、もし貴女が私のように更年期のしんどさにはまってもがいているのなら、一度は試してみては…とお勧めしたいです。
苦しくて不安で大変な50代女性が、何とかうまく気晴らししながら、更年期の辛い時期を乗り越えていけますように。
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